黄菖蒲2





黄菖蒲1



5月の舞岡



昨日は仕事の前に舞岡に寄りました。


田植えの終わった田んぼ


新緑から徐々に濃さを増してきた緑


カエルの鳴き声、ウグイスの声


鳥の羽ばたく音、小川のせせらぎ、


雨上がりの草の匂い



自然の豊かなエネルギーにふれて
全身が「嬉しい!!」といっています。


心とカラダの緊張がゆっくりと緩んで、
ホーと深いため息がでます。



今回は小川のせせらぎが心に働きかける力が
とても自分に響いて、心がその音にくっついて
静まっていくのがよくわかりました。
音の心理状態への影響力は大きい。
街の音の発するビリビリした波動やTVのギャーギャーした
ノイズ音はできるだけ遠ざけたいものです。



ここに来ると本当に満たされます。
いるだけで幸せな気持ちになる、自然の力はすごいですね!

ひかり、肖像



先日 セルリアンタワー能楽堂で「ひかり、肖像」という
タイトルの能とコンテンポラリーダンスのコラボレーション
を見てきました。

この舞台は源氏物語をモチーフとしています

コンテンポラリーだけに、あなたは何を感じる?と
観客に問いかけるアプローチの舞台です。


まずは、前半。シューベルトの「死と乙女」が音に使われて、
森優貴さんと酒井はなさんが踊ります。
2人の息のぴったりあった踊り。さすがは一流のダンサーです。
その中にも、優しさ、激しさ、悲しみ、嫉妬などの人の持つ
様々な感情が表現されているように感じます。

どうやら六条の御息所と源氏の関係らしいと後で知りました。
確かに舞台のはなさんは人らしからぬ冷気を漂わせていました。


後半は能管(笛)と和太鼓の音に変わります。
能の津村禮次郎さんと酒井はなさんとまったく違う舞なのですが、
それがぴったりと息の合った舞になっているのです。
こちらは、静と動、父と子という印象です。

この舞台で一番に釘付けになったのが津村禮次郎さんの舞です。
その立ち姿から放たれる気の大きさ、静の中にある動、力強さ、機敏さ、美しさに
引き付けられました。

和太鼓の演奏は(元)鼓童の金子竜太郎さんでした。
出演者の動きに合わせて太鼓を打っていることに気づきました。
一度太鼓を叩いてから次の打ちにいくまでの間が微妙に違うのですが、
その時に腕が止まることなく、円を描くようにしてつながっている動きが
美しかった。